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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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なぜみんな黙っているのか?
先週木曜日にセンセーショナルな出来事があった。
ネイチャー(Nature)という学術誌に鳩山由紀夫元首相と平智之衆院議員が福島第一原子力発電所についてコメントを発表したのだ。

ネイチャーは自然科学分野の研究者らに最も良く読まれている学術誌の1つで、世界的に重要な意味を持つと評価されなければ論文は掲載してもらえない。そんなところで意見を表明するということは研究論文でなくても世界中に大きなインパクトを与えることになる。

鳩山氏と平氏はそこに『地震のあと福島第一原発でいったい何が起こり、現在はどういう状況になっているのかよく分らない』という意味のことを書いている。だからこの原発を国有化して(国の管理下に置いて)調査すべきだと言う。

この中にはかなりショッキングなことも書かれている。それは3号炉の水素爆発と言われているものが実は核爆発だったのではないかと言う疑念だ。確か、その話はデーターが間違っていたとして不問になったのではなかったか?

政権与党の、しかも総理大臣にまでなった人間が『福島原発については正確な情報を知ることができない』と世界へ向けて発信したのだから、日本はいったいどうなっているのか!と驚かれていることだろう。或いは、日本というのはやはり訳の分らない変な国だったと思われているのかも知れない。

不思議なのはこれについてマスコミが騒いでいないこと。彼らが指摘しているのは核爆発の疑念だけでない。他に重要な問題もあるのだ。では、鳩山氏らが全く的外れの一笑に付されるようなことを書いてしまったのかと言えばそうではないようだ。何の批判も展開されていない。ただ、皆、じっとおとなしくしているように見える。

日本の科学者たち、特に原子力の研究に携わっている人たちはこの記事をどう思っているのだろう?ぜひ言葉を発して欲しい。基礎研究と言えども社会との繋がりが強く問わる昨今、こういう時こそ科学者たちの出番なのではないか?その研究者たちが集まって組織されている学会は当然のことながら何らかの声明を出すべきだろう。積極的に問題提起を行い、調査への協力を惜しまぬ姿勢を示すべきではないだろうか?

この状況において、家長は注目したいことがある。それは大学がどう反応するかと言うもの。理系学部を持つ大学は当然のことだが、文系の大学であっても国際性をアピールしているところはこの記事を無視してはいられないと思う(この記事を読むのに特別な専門性は必要ない)。対外的なコメントはともかく、大学内においては学生に対して何らかの意見を表明し議論すべきだと思う。

これに何の興味も示さず、何の意見も持たないとしたら、それが一番の問題だ。
家庭においても是非話題にしてもらいたい。

最後に、鳩山氏と平氏のコメントについて訳文が載っているURLを紹介しておく(原文を紹介したいのだが、購読者以外は有料なので)。

ついでにこれに関連してネイチャー編集部が書いた記事についても記しておく。
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| 19:57:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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