2018-04-01 Sun

昨年末12月から4回目のオニオングラタンスープ。
今年の2月4日のオニオングラタンスープのレシピで作って以来、是非また作って欲しいと妻からリクエストされるようになった。
何をそんなに気に入ってもらったのかと考えてみたのだが、元々は4人分だった材料を2人で食べる贅沢さではないかと思う。
ただ、あのレシピには一つだけ欠点がある。
それは、旨味としてスープに溶かし込んでいるグリュイエールチーズが温度低下と共にに固まり始めスープボウルの内壁と鍋の内側にこびりついてしまうということ。なので食後の後片付けがけっこう面倒だ。
そこで、チーズを旨味として使うのではなく、きつね色に炒めた玉ねぎに市販のコンソメスープを加えるという昔のやり方に戻してみた。
但し、使うのは固形コンソメスープの素1個(300 ml用)のみ。これを800 ml(4カップ)の水に溶かして、炒めあげた玉ねぎに加えて煮る。コンソメスープとしてはかなり薄いのだが、玉ねぎ3個分の旨味が出ているので十分すぎるほど美味しい仕上がりになる。
妻の評価も変わらず、洗い物も楽になったのでこれをオニオングラタンスープの決定版レシピとすることにした(^^)
確認のため、一応ここに記しておく。
材料(2人分):
タマネギ・・・・・・・・・・・・・・・・・・3個
チキンコンソメ・・・・・・・・・・・・・・・1個(300 ml用)
フランスパン(バケットでもバタールでも)・・1~1.5センチ厚のスライス4~6枚
溶けるチーズ(塩分がそこそこのもの)・・・・適当
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
バター(無塩)・・・・・・・・・・・・・・・〜15 g
ブランデー・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2(30 ml)
*** 調理の前に ***
玉ねぎは繊維方向へ沿ってスライスしておく。
フランスパンは厚さ1~1.5センチ位の厚さで数枚スライスし、オーブントースターでこんがり焼いておく。
チーズは市販の溶けるチーズを使った。今回使ったのは株式会社東京デーリーの「そのまま食べてもおいしい 香り際立つパルミジャーノブレンド」を使った。これでなければいけなかった訳ではないが、セルロース不使用と書いてあったのでこれを選んだ。
コンソメはクノールの「チキンコンソメ洋風スープの素」という固形のものを使用した。
*** 調理 ***
⒈ 無塩バター15グラムを鍋に入れて溶かしたら、玉ねぎのスライス3個分を加え、小さじ一杯の塩を振って炒め始める。最初は中強火でじっと(混ぜずに)3~4分熱し水分を飛ばすようにする。その後、火を心持ち弱め、時々混ぜながら水分を飛ばしながら炒め続ける。
⒉ 数十分すると玉ねぎに段々と色がついてくるので濃い茶色になった(と思った)ら、ブランデーを加えて1~2分炒めアルコールを飛ばしながら香りを付ける。もしブランデーがなければやらなくていい。
⒊ 2に水を4カップ(800 ml)と固形コンソメ1個(300 ml用)を加え、ひと煮立ちさせたら弱火にして10分ほど煮込む。
⒋ 3の玉ねぎスープをスープボウルへ入れ、その上に予めトーストしておいた薄切りバケット(フランスパン)を浮かせ、溶けるチーズを好きなだけ散らす。
⒌ 容器を天板に乗せて予熱を200℃にセットしておいたオーブンに入れ、そのまま10分ほど焼いたら出来上がり。
とても美味しくて、妻からはまだまだ作り続けて欲しいとお願いされてしまった (^^) そう言ってもらうのは大変ありがたいことなんだけど、真夏でも作って欲しいと言われたらどうしよう、なんて(笑)
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