FC2ブログ
 
■プロフィール

ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■ご来訪の方々

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

老化と再生
再表装して再生された書

今回はかなり久々に料理以外の雑談を(^^)

話は10年くらい前に遡る。

家長の両親が他界したので実家の整理をせねばならなくなった。

休暇をとって故郷に帰り、数日をかけて家の中を隅から隅まで調べ尽くした。必要と思われるものだけを家に送り、それ以外は業者に頼んで全て処分してもらうことにする。

その時に思わぬものが現れた。父が書いた書の掛け軸だ。いくつかあったのだが、そこから1軸だけ選んで持ち帰ったのだった(それは、よく実家の床の間に掛かっていたもので親しみがあった)。

それから年月が経ち、つい最近、ひょんなことからクローゼットにしまい込んでいたこの掛け軸を発見した ^^;

恐る恐る床に広げてみると、書全体が茶色のシミで覆われて悲惨な姿になっていた。

愕然としたのだが、何とかすることができるかも知れないと思い、水墨画や古美術も扱っている書道用品専門店を探し出して相談してみた。

すると、クリーニングしてシミを取り除くことができるという。真っ白にするよりは目立たないぐらいにシミを薄くするのが良さそうだというので、それを含めて掛け軸全体のリニューアルをお願いした。

それから約1ヶ月。戻って来たのが写真のものだ。目を凝らして見なければシミがあったことなど分からないレベルになっていて驚いた。

数週間、リビングルームの壁に掛けておいたのだが我が家にピッタリかは分からないという気がしてきたので、また暫くしまっておくことにした。

掛け軸を再生してくれたお店が助言してくれたのだが、こういうものの保存は桐の箱がいいのだとか。それで、今は防虫剤入りの桐の箱の中でスヤスヤと眠っている。

家長は人生の折り返し点を通過して久しいのだが、子供達が社会へ巣立つまでに色々な問題に遭遇することが分かった。それが齢を経るということでもあるのだろう。

今回、劣化させてしまった書の掛け軸が新品のように蘇ったのを目の当たりにして感動したのだが、我々の身体の中に起こる経齢的変化を元に戻すことはできない。

ただ、将来は分からない。今、医学生物学の分野では筋肉の衰えを防ぐ方法、或いは動物の体でヒトの臓器を作って移植できるようにする技術の開発が行われている。もしかしたら、それほど遠くない未来には掛け軸のように身体もリニューアルできるようになっているのかも知れない。

それが幸せな人生かはまた別の問題のようにも思うのだけど、今回はそんなことを考えさせられました ^^; 
スポンサーサイト


| 11:01:49 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
お父様、達筆でいらっしゃったのですね。祖母がそれはそれは見事な書家で、その作品を装丁したものをいくつか持って来ています。巻いたままなので、心配になりました。明日、明るい時に見てみようと思います。桐の箱はちょっと見つからないかもしれません。「ムシューダ」は少しは役に立つでしょうか?それとも、やっぱりどこかに飾ってやった方がいいのでしょうか。
自分の体に関しては、できれば、私は緑内障と白内障でダメダメの目を全取っ替えしたいです!!!!!!!
2018-03-11 日 14:26:54 | URL | 丸山陽子 [編集]
丸山さま、コメントありがとうございます。
おばあさまの作品を是非、広げてみてください。それをきっかけにして飾ってみたいと思われるかも知れません。そうでなければまたひと眠りしていただけば宜しいかと (^^)
一応、専用の防虫剤というものがあるようですが、どういう観点で専用かが分かりません。変な匂いが付かないようにしているということかも知れません。それならばムシューダでもいいように思います。湿度が高い日本とは事情が異なるかとは思いますので、一度広げられて特に変化がないようでしたら、いままでのように保存されていてもいいのではないでしょうか。
2018-03-12 月 21:43:10 | URL | ムーミン家長 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad