2017-05-28 Sun

新しいことに挑戦し、自分のものにしようと思ったら、それを理解せねばならない。
何だか家長が難しいことを言っていると思ったひとがいるかも知れないが、そんなことはない。訳すと「新しい料理に挑戦し、美味しく作れるようになるためには、何度もやってみるのが一番」となる (^^)
具体的には前回紹介したパテ・ド・カンパーニュの話。
初めて作るときには余裕がなく、食材の内容や調理方法がよく理解できないまま、とにかくレシピを再現しようと一生懸命だ。
それで、今回は落ち着いてパテ・ド・カンパーニュを作ることにした。ただ、今回は、前とは違うレシピで。
一番違うのが、レバーを200 gから100 gに減らしたこと。それから、玉ねぎとニンニクのみじん切りを予めバターで炒めてから使った。さらに、型に入れた後は温度を170℃にして70分湯煎焼きにした。
それで出来上がったのが写真のもの。型から取り出したものを半分に切ったところだが、落ち着いた味わいのものに仕上がった。
前回はニンニクの味が効いていたが、今回はそうでもなかった。生のニンニクを使うか炒めたものを使うか、また、パテの焼き温度を低くするか高くするかなどが影響しているのではないかと思う。
レバーを半量にしたことがどう味に影響したのかいまひとつはっきりしなかったのだが、切り口の変色の仕方が甚だしくなくなったように思う(パテは切り口が変色するので切った後はラップを密着させて保存するのがいい)。
今回のパテをベースにして何度か作り込めば自分好みの味に仕上げることができるように思うのだが、皮肉なことに、パテ・ド・カンパーニュがそれほど(何度も作るほど)好きではないことが分かってしまった ^^;
でもシャルキュトリー(食肉加工品の総称で、ハムやソーセージ、パテ、テリーヌなど)には興味があるので、目先を変えて別のものに挑戦してみようと思っている次第 (^^)
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