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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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興味をそそるバルベーラ
つい先日、都心の大きなワインショップへ行く機会があったのだが、そこには世界各国のワインだけでなく珍しい食品も並んでいた。

家長の興味を惹いたのがワイン用ブドウ(国際ブドウ・ワイン機構に品種登録認定されているブドウ)を干したもの。

国内生産されたブドウで「シャルドネ」と「メルロー」は(国産のワインによく見かけるので)なるほどと思ったのだが、「バルベーラ」という名を見てびっくりする。

バルベーラは イタリアワインのブドウ としては知られているけれど、世界的に見れば地方品種。誰がなぜ日本でこんなブドウを作っているのだろう?と興味が湧く。

とは言え、シャルドネやメルローもブドウそのものを口にしたことがなかったので、好奇心旺盛な家長は3種類とも全部を買って帰ったのだった。

ワイン品種の干しブドウ
㈱果実企画が販売するワイン用ブドウのドライフルーツ。恵比寿ガーデンプレイスにあるワインマーケットパーティというワインショップで購入。

帰宅後にさっそく食べてみる。

干しぶどうなのでただ甘いだけかと思えばそうではなかった。同じ甘味ではないのだ。酸味も色々で、メルローにはあまり感じられないがシャルドネには甘味を邪魔しない心地よいものがある。一方、バルベーラはとても酸っぱかった。粒の大きさも他の2品種より大きいし(干し具合で異なるとは思うが)、家長の中での特別感が増大されて行く。

いったいどんな人がこれを作っているのか‥ 行き着くのはやはりそこだ。詳細は省くが、最終的にこの生産者は信州高山村で「カンティーナ・リエゾー」というワイン農家を営みワイン造りに挑戦している家族だということが分った。

ご主人はワインメーカーに勤めていたのだが、その後イタリアへワイン造りとワイン文化を学ぶ旅へ出たのだとか。そして帰国後に自らのワイン畑を高山村に開いたのだそうだ。現在はブドウ生産のみでワイン造りは(醸造は)委託しているのだが、将来は自らそれを行う計画らしい。

ホームページにはメルローとシャルドネのワインが紹介され販売されていたが、どこを探してもバルベーラが無い。これでは消化不良のままなのでメールで問い合わせてみた。

するとすぐに返事が来て、つい最近になって2012年の初ボトルがリリースされたのだと分った。既に取扱店には発送しているのだけど、ホームページにはまだ掲載していないとのこと。しかし、幸運にも家長の家からあまり遠くない所にリエゾーのワインを扱っているお店があることが分ったので、早速足を運んで1本購入する。

メールによれば、バルベーラを栽培し始めたのはイタリアのバルベーラ産地と高山村黒部の冷涼な気候が似ていると思ったため。それで高山でもいいものが出来るのではないかと考え、栽培を始めたということだった。

ところが、実際のところ、その信州産バルベーラは『うちの畑は標高が高いので、もともと酸が豊富なバルベーラがさらに酸っぱくなり、色もそれほど濃くなく、ピノノワール的な感じです。あまりに酸が高いため、ボトル内にかなり酒石酸の沈殿がみられます』のだそうだ。

生産者自らが言うのだから、かなり酸味も強いワインなのだろうと想像し、(前にも紹介した)ワインビネガーで酸味をアクセントにした鶏肉のカッチャトーラを作り、合わせることにする。

手羽元のカッチャトーラ風
▲鶏手羽元のカッチャトーラ。レシピは前に書いた記事をご参照いただきたい。

わくわくしながらボトルからコルクを抜き、グラスへ注いでみてびっくり。本当に色が薄い!ピノノワールよりずっと薄いのではないか‥ 濃いめのロゼワインのようでもある。

恐る恐る香りを嗅ぐと、何とも不思議なこれまでに経験したことがない感じで、まるでウイスキーのようだと思った(娘は新築の家のクローゼットの匂いと言っていた)。グラスをグルグルと回して再び鼻を近づけてみるのだが、やはり家長にはアルコールの香りが強く感じられた。

口に含むと香りとはまったく違っておとなしいというかニュートラルな感じ。しかし酸味はかなり強い。とても面白いワインだとは思ったのだが価格などを考えれば、以前に紹介したバルベーラ・ダスティの方を(家長は)買うだろうと思う。

ただ、これは初リリースということなので今後はより良く洗練されて行くのだろうと期待している。

カンティーナ・リエゾーではシャルドネ(白)とメルロー(赤)のワインが先行販売されていて、こちらはなかなかの人気らしい。家長はこちらの方も試してみたいと思っているのだが、もしも機会があれば皆さんも是非一度。

長野産バルベーラから作ったワイン
▲カンティーナ・リエゾーのバルベーラ ポルト ディ マーレ、価格は2,940円。ラベルのデザイン(左)とグラスに注いだ時の様子(右)
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