■プロフィール

ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■ご来訪の方々

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

ボージョレ・ヌーヴォーの非常識
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日から一週間。皆さんはもう飲まれただろうか?

家長は、先週末、時折足を運ぶ酒屋さんで6本の年代が異なるボージョレ・ヌーヴォーを試飲するという貴重な体験をした。

古いものから順に、2004年、2007年、2008年、2010年、2012年、そして今年の2013年というラインナップだった。

『えっ、ボージョレ・ヌーヴォーってブドウを収穫したその年に作って飲む早飲み新酒のことじゃないの?』という声が聴こえてきそうだ。(もちろんその通りなのだけど‥ )

この試飲の趣旨は、この熟成には不向きで耐え得ないと言われるフレッシュなワインを使って、時の流れがワインに及ぼす影響を勉強してみようというものだった。

ボージョレ・ヌーヴォ いろいろ
▲つい一週間前に販売が解禁されたボージョレ・ヌーヴォーと、もはやヌーヴォーではない “ヌーヴォーという名の“ ワイン5本。左から2004年、2007年、2008年、2010年、2012年、そして2013年。

古い方から順番に試飲して行ったのだが、2004年のものは凄かった。ボトルを傾けてグラスへ落ちてきたものは何と、褪せたオレンジ色。

そこから発せられる香りは紹興酒を思い出させ、口に含むとやはり紹興酒の味がした。面白いのだが美味しいものではない。

2007年になると、赤身を帯びたレンガ色になり紹興酒の風味はあまり感じなくなるが、かと言って美味しいというものではない。2008年ありからは、『こんなワインもあるかも知れない‥ 』というレベルになり、2010年だと色も味も特に違和感はなく、普通に飲めるようになった。

2012年まで来ると、色も香りも味にも何の問題もなく『これは美味しい!』と感じられるようになり、今年のものを口にすると、『ああ、これは美味しい!』と心底感じられた。

結局、ボージョレ・ヌーヴォーであってもきちんと保存さえすれば2~3年は特に問題ないということが分ったのだが、数ヶ月内に飲まなければいけないのが常識だと思っていたのでその意外性にびっくりした。

ヌーヴォーはそんなにありがたいワインではないと言われたりもするが、それなりの値段なのは空輸という高価な輸送コストのためだ。あと1ヶ月もすると船便のヌーヴォーが到着するので、お手頃なものが出てくるらしい。そういうものを買ってクリスマスに開けるというのはどうだろう?結構いいのではないかと思うのだが。

そうそう、この試飲会ではノヴェッロと呼ばれるイタリア版ヌーヴォについても古いものを飲む機会があった。2005年と2008年を試飲したのだが、これがかなり美味しかった。ちゃんと瓶熟成されているようで2008年よりも2005年の方がより美味しいのに驚いた。

ワインに限ったことではないが、常識のように思っていたことが『実はホントかどうか分らない』ということがあるものだ。今回、改めてそう実感させられたことが家長にとっては大きな収穫だった。
スポンサーサイト


ドリンク | 23:42:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad