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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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スーパーIGTだって ? 分りにくさが魅力でもあるイタリアワイン
前々回、イタリアのワイン法で定められた規格の最上位にDOCG(保証つき統制原産地呼称ワイン)が位置しているという話をしたのだが、これはあくまで品質を保証するもので、美味しいと感じるかどうかはまた別の話だ。

DOCGに認定されるためには様々な要件を満たさねばならないが、まずは指定された場所(地域)で指定されたブドウ品種を栽培し、それらを使って醸造しなければいけない。

それでは、もし、(DOCやDOCGに認定されたいなら)サンジョベーゼ品種しか使ってはいけない地域の生産者がフランスはボルドーワインで使われるカベルネソーヴィニヨンやメルローなどを試してみたいと思ったらどうなるだろうか?

イタリアワインの表示規定
▲IGT(地域特性表示ワイン)は、DOCG(保証つき統制原産地呼称ワイン)とDOC(原産地統制呼称ワイン)の下に位置する規格。

作るのは全く構わないのだが、それはVdT(テーブルワイン)か良くてもIGT(地域特性表示ワイン)規格にしかならない。

DOCG顔負けに、作付け量や収穫量をコントロールしながら高品質のブドウを作り、醸造方法も工夫を重ね、美味しいワインを作ろうと頑張っても、どなんなに頑張ってもそれは変わらない。

では、そうやって作ったワインの味はどうだろうか?

実際にイタリアにはそういったチャレンジャーによって作られたIGTワインがいくつか存在するのだが、いずれも素晴らしく高い評価を受けている。そのため大変高価なものとなっていて、簡単には買うことができない高級品だ。

このようなIGTはDOCGを凌駕しているのでスーパーIGTとかスーパートスカーナと呼ばれている(元々、トスカーナ州から始まったのでトスカーナのものはそう呼ばれる)。

家長は試飲会やパーティーの席でこのスーパーIGTなるものを飲んだことがあるのだが、本当に美味しかった。

イタリアには数えきれないくらいの地ブドウがあって、地域地域で多くの特徴あるワインが作られている。お陰で家長には何が何だか分らないのだが、逆に、世界が注目していない片田舎の生産者がとんでもなく美味しいワインを作っていたりする。当然そのようなものはお手頃で買い易い。だからイタリアワインは面白いしやめられない。

DOCGを基準にするのはいいけれど、それ以外にもなかなかいいものがあるということ、それがイタリアワインのポイントのような気がしている。

ソレンゴとメッソリオ
▲アルジャーノという生産者のソレンゴ(左)と、レ・マッキオーレという生産者のメッソリオ(右)は共にスーパートスカーナと呼ばれるIGTワイン。ソレンゴはカベルネソーヴィニヨンとメルロー、シラー種をブレンドしたもの、メッソリオはメルローのみから作られる。ちなみにメッソリオ2004はワインスペクテーター(アメリカを代表するワイン雑誌)で100点満点の評価を受けている。
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