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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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試飲会2
ひょんなことからフランスワイン専門店の試飲会に参加した。

フィネスというフランスワインイン輸入会社の方を講師に迎えての「健全なワインとダメージワインの見極め方」というお話。

異なる会社2社(F社とT社)が輸入した同銘柄同生産者のワインを飲み比べながら違いを実感するという趣向でとても興味深かった。

試飲会
▲試飲会は大きなワインセラーのある地下室の一角で開かれた。試飲したのはルシアン・ボワイヨ・エ・フィスというドメーヌ(酒蔵)のブルゴーニュ・ルージュ(Bourgogne Rouge/Lucien Bollot & Fils)と説明されたが、家長にはチンプンカンプン。ブルゴーニュの赤ワインということだけは分った。

写真のように参加者1人当り2脚のワイングラスが用意してあり、片方の脚には白テープが巻いてあった。テープが巻いてある方と巻いていない方で輸入会社別にワインを注ぎ分けるためだ。

両者を飲み比べながら、そこに在る違いを感じ取る(正確に言うと、口に含んだら飲まずに吐き出すのだが)。

試飲は次のような手順で行った。

1.ワインをグラスに注がれたら、静かに鼻に近づけてグラスの中の香り(匂い)を嗅ぐ。この時感じるものは蔵の匂いなのだそうだ。カビの匂いとも表現されていた。

2.次に、グラスを少し傾けてぐるぐると5~6回してワインがグラスの内壁を洗うようにし、直後にグラス内の香りを嗅ぐ。このステップではワインから果実味が放たれるのだそうだ。1と2の香りの差が大きいほどいい(健全な)ワインとのこと。

3.次にやっとワインを口にするのだが、口に含んだら飲み込まずにそのまま20から30秒を経て体温にまで上がるのを待つ。このステップではワインが口に入った瞬間の味を記憶しておき、ワインがほぼ体温にまで上がった時に、最初の味わいを保っているかどうか吟味するのだそうだ。味わいが変わらないのがいい(健全な)ワインとのこと。

4.そしてついに飲み込むのだが、飲み込んだ後に自然に唾が出て来るようならいい(健全な)ワイン。そして、更に、このワインと一緒にこんなものを食べたいと思えるものがより良いワインなのだそうだ(面白い)。

今回の比較試飲では、ステップ3でワインを吐き出し、次に別の会社のワインを同じように吟味した。

驚いたことに、2社の違いは歴然。F社の方が教えられた通りの健全ワインの要素を満たしていたが、T社のものは口に入れると、単調でいまひとつな味わいだと思った。

この飲み比べの後に、今度は、ワインのラベルが見えないようにマスクしたものを別々に注いでもらい(今度は飲み込んでもOK)、どちらが最初の好印象ワインだったかを判断するということをやったのだが、難なく当てることができた。それぐらい差があるということにびっくりした。

家長のような素人が、飲み比べることなしに、単体で買って来たワインの善し悪しを判断できるかは疑問だが、◯◯社の輸入したものなら大丈夫という確かな情報があれば、それは有り難いことだと思う。

さて、では、この2社が同じワインを輸入する際にどんな違いがあったのかと言うと、生産者の蔵から港まで運ぶまでのトラック輸送に定温輸送トラックを使うか普通の(温度管理できない)トラックを使うかの違いだということのようだ。

中継地での温度管理も厳密に行われているらしいが、ワインを大切に扱う輸入会社だと生産者側に認識されると、出荷時にワインを置いておく場所も自然とより良い(ダメージを受けにくい)場所が与えられるようになるらしい。

F社(株式会社フィネス)ではフランスのワイナリーから日本の保管倉庫までの経路全てが温度管理されて移送されるそうで、ワインの健全性を保つことには大きな自信があるとのことだった。

これからワインを買う際には、裏ラベルに少なくとも “リ-ファーコンテナ 使用” 或いは “定温コンテナ 使用”と書かれているかどうかチェックしようと思う。

【 ふたこと、みこと 】

今回の講師のお話では、フランスワインの場合、株式会社フィネスか株式会社シュバリエが輸入したものなら間違いないとのこと。皆さんの参考になれば幸いです。

毎年11月末に解禁のボジョレー・ヌーボーは新しさが売りなのでどの会社も航空便で輸入する。しかも早飲みなので、どのインポーターのものでも差が出ないらしい。だから、ボジョレー・ヌーボーを買う時はあれこれ考えなくてもいいとのことだった。

今回のタイトルを『試飲会2』としたのは、前にイタリアワイン専門店での試飲会を『試飲会』として紹介したため。
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