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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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サフランの誘惑、魚介のパエリア
少し前から食料品店のスパイスコーナーでサフランを目にすることが多くなった。見かけるのはいつもGABANという会社の商品なので、何かキャンペーンを張っているのかも知れない。

それはともかく、頻繁に目にするようになると「買ってみようかな?」と思い始めるから不思議なものだ。どれどれと手に取ってみる。何と小さいことか!ラベルには赤で “正味1グラム” の表示、値段は1,000円ちょっとだ。

「う〜ん、これが1,000円ねぇ‥」と唸りつつ、容器の回りを眺めては棚へ置き、棚から取り出しては容器を眺め、それを数回繰り返した末に「よっし!」とレジへ向かった。

以前は「こんなもの誰が買うんだろう?買う人の顔が見てみたい」と思っていたので、帰ったら鏡を覗いてじっくり見ることにする。

サフラン
▲サフランの容器(左の写真)と中身のサフラン(右の写真)。トマトの水煮缶と並べるとサフランの容器がいかに小さいかが分る。パエリア1回ぶん(お米2カップ)に使うサフランはひとつまみ。1グラムで10回分ぐらいあるのではないか。

サフランを買えば当然パエリアをつくることになる。魚屋さんへ寄り、少し大きめのエビ1パック(5尾)とアサリ1パック、スルメイカ1杯、そしてレモンを1個買って帰った。

そして出来上がったのが下の写真『魚介のパエリア』だ。サフランひとつまみでこんなに色付くのかと感心する。サフランには独特な香りがあり、食欲を刺激してくれるらしいのだがそれはよく分らなかった。

そこは残念だったが、このパエリア、妻や娘たちに大好評。香りに関係なく、あっという間に無くなってしまった。サフランはともかく、この時期パエリアはおすすめだ(作る人は暑いと思うけど)。皆さんもいかがでしょうか?

魚介のパエリア
▲パエリアはもともとアウトドア料理。野外で男性が作り、家族や友だちをもてなすものだそうだ。だからおこげが出来ても気にしない、むしろ大切な要素になっている。パリパリ食べて楽しもう。

“続きを読む” をクリックするとレシピが見られます


パエリアで家長がテキストにしている丸山久美さんの『週末はパエリヤ名人』(分化出版局)によると『米:スープ』の黄金率は『1:2』。つまり米2合(2カップ)ならばスープは4カップ(800 ml)だ。テキトーな家長もこの比率だけは守るようにしている。

*** 準備 ***

材料(4人分):

米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ(2合)
スープ(ブイヨン、またはコンソメ)・・・・・4カップ(800 cc)
トマトソース・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2(30 cc)
サフラン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
パプリカ(粉末)・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2個

エビ(今回はブラックタイガーだった)・・・・1パック(5尾)
アサリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1パック
スルメイカ・・・・・・・・・・・・・・・・・1杯
オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・大さじ4
ニンニク・・・・・・・・・・・・・・・・・・1かけ
白ワイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ(100 ml)
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

*** 調理の前に ***

トマトソースは前に紹介した『少し手間をかけたトマトソース』を使うのがいい。予め作っておくか冷凍保存しているものを溶かしておこう。面倒ならば市販のトマトピューレを使おう。

固形ブイヨン、或いはコンソメをお湯に溶かし、4カップ(800 cc)分を準備しておく。固形ブイヨン(或いはコンソメ)で1個を300 cc の水に溶かすものがあるが、その場合、2個を 800 cc に溶かせばいい。念のため味を見て塩で調味する。ここにサフランを加えてよく混ぜて最低15分置く。スープは弱火で熱し、熱く保っておく。

サフランはアルミホイルに包んでからオーブントースターなどで(焦がさないように)1分ぐらい焼く。焼いたらアルミホイルに包んだまま指でもんで細かくし、それをスープに加える。

アサリは3%の食塩を含んだ塩水で砂出しをしておく。

イカはワタを出して胴を輪切りにし、ゲソは適当に分割しておく。

玉ねぎはスライスに、ニンニクはみじん切りに、レモンは6等分ぐらいのくし形切りにしておく。

*** 調理 ***

1.パエリア鍋、またはフライパンにオリーブオイルを半分(大さじ2)入れて熱し、エビを加える。

2.エビが赤くなったら、イカを加えて少し炒め、更にアサリを加えてワインを注ぎ沸騰させる。

3.アサリが開いたら1~2分置いて、具を網杓子や箸、トングなどで一旦(適当な容器に)取り出す。

4.パエリア鍋に残ったスープを煮詰めて準備しているブイヨン鍋に加える。

5.パエリア鍋に残りのオリーブオイル(大さじ2)と玉ねぎのスライスをいれて炒め、しんなりしたらトマトソースとニンニク、粉パプリカを加えてさっと炒め、更に米をいれてよく混ぜ合わせる。

6.熱いスープを全量加えたら中火で5分間煮る。その間木べらなどで優しく混ぜる。

7.米の上に先ほど取り出しておいたエビとアサリ、イカを乗せ、鍋を覆うようにアルミ箔を被せたら弱火で15分間煮込む。

8.米が十分にスープを吸ったらば十数秒間強火にしてから火を止める。

9.10分間蒸らしたら出来上がり。アルミホイルをとったら中央にレモンを置いて食卓へ運ぼう。

【ひとこと、ふたこと 】

魚介を炒めて白ワインで煮詰めた出汁をブイヨンに加えるのだから、スープの量が少し増える。そこで、ブイヨンを少し少なめに作っておくといい(そんなに厳密にしなくてもいいようには思うのだけれど)。

今回はレモンとオレンジの自然交配によって生まれた『メイヤーレモン』というものを切って真ん中に並べてみた。普通のレモンに比べるとフルーティーで酸味がマイルドなので料理の邪魔をしない。皮まで楽しめるそうなので今後、色々と使えるのではないかと期待している。皆さんも是非一度、使ってみてはいかがだろう。
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スペイン料理 | 01:01:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
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