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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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押入れのワインを開ける会
イタリアワインに興味を持ち、昨年から試飲会に顔を出すようになった。そして美味しい と思うものがあれば1本とか2本買って帰る。

何杯も飲んでいい気分になっているのと試飲特価が付いているので、正気ならば手を出さないレベルのものもつい買ってしまう。目隠しをして清水の舞台から飛び降りているようなものだ‥

もちろんその根っこには、この美味しさを家族皆で共有したいという強い気持ちがある(いや、ホントですって)。

ところが酔いが醒めると我が家にはまだ未成年がいることに気付き、彼女が二十歳になるまでコルクを抜くのは待とうと決心する。その結果、我が家ではワインが少しずつ押入れの中で増殖して行くったのだった。

そして、先日、ついに娘が成人したので二十歳のお祝いを兼ねて『押入れのワインを開ける(空ける)会』を催すことになった。

学生時代から親交がありお酒も強い友人4人を招き、総勢8人で会は始まった。

まずは、イタリア北部、トレンティーノ=アルト・アディジェ州の白ワインを開けて乾杯。ゲヴュルツ・トラミネール品種100%で、ライチの香りが心地良いやや辛口。凝縮感のあるとても美味しいワインだ。

プンタイ ゲヴュルツ・トラミネール
▲エステ・ノイエ(Erste+Neue)という生産者のプンタイ ゲヴュルツ・トラミネール(Puntay Gewürztraminer)2008。プンタイというのは最高級ラインの名前。

食事のメニューは以下の通り。

  前菜:生ハムと生クリームのペースト
     豚バラ肉のリエット
     カポナータ
     ゴルゴンゾーラのポテトサラダ
     鶏レバーと砂肝の炒め煮
     イワシのエスカベッシュ
 
 魚料理:イワシのベッカフィーコ
     あさりのワイン蒸し
 
 パスタ:ラム挽肉ラグーのラザニア
 
 肉料理:牛肉の粉チーズ包みのトマト煮

デザート:ティラミス

アンティパスト
▲前菜の写真。上の方から鶏レバーと砂肝の炒め煮ゴルゴンゾーラのポテトサラダカポナータ豚バラ肉のリエット生ハムと生クリームのペースト。一番下のお皿の中にあるのはさいの目に切ったゴルゴンソーラとグラナ・パダーノ(ハードチーズ)のスライス。その右側の棒状のものはグリッシーニ。


ベッカフィーコとチェルビオーロ・ビアンコ
▲最初の温かい一品は簡単で豪華(そうに)見えるイワシのベッカフィーコ。ワインはトスカーナ州はサンファヴィアーノ・カルチナイア(San Fabiano Calcinaia)という生産者のチェルビオーロ・ビアンコ(Cerviolo Bianco)を開ける。ブドウ品種はシャルドネを主体にし、ソーヴィニヨン・ブランが少し加えられている。1997年のもの(16年も経っているもの)だからだろう、グラスに注いでみると黄金色をしていた。驚くほどまろやかで、これが本当に白ワイン?という感じ。


ラザニラとタレア
▲二番目の温かいお皿は今では家長の得意料理となってしまったラザニア。今回はラム挽肉のミートソースを使ってみた。これに合わせて開けたのがエミリア=ロマーニャ州はラ・マンチーナ(La Mancina)という生産者のタレア(Talea)2007。ピニョレット(ブドウ品種)100%の白ワインで年間生産量が1500本というレアなもの。ミネラルが豊富でボリューム感のある辛口タイプなので、なかなかいい取り合わせだったと思う。


牛肉の粉チーズ包み煮
▲最期の温かい一皿は牛肉の粉チーズ包みのトマト煮。これと一緒に開けたのがサンファビアーノ・カルチナイアのキャンティ・クラシコ リゼルヴァ (Chianti Classico Riserva)、チェッロレ(Cellole)2006。煮詰めたようなフルーツの香りに繊細なタンニン。『これは美味しい!』と誰もが唸るに違いない逸品。キャンティ・クラシコはこれ以上を求める必要がないというくらいの美味しさだと思った。


ケラーライ・トラミン テルミヌム
▲デザートは家長が唯一作ることができるドルチェで、家族や娘の友だちにも好評のティラミス。これと一緒に頂いたのがトレンティーノ=アルト・アディジェ州はケラーライ・トラミン(Kellerei Tramin)のテルミヌム(Terminum)というデザートワイン。ビンテージは2008年。ブドウ品種は最初に飲んだプンタイと同じゲヴュツル・トラミネールでライチの香りが心地よい。熟した果実の凝縮された甘味はまるで蜂蜜のようだが酸味とのバランスも良い珠玉の逸品だと思った。

たくさん食べてたくさん飲んで、たくさん笑って大いに楽しんだ。娘は皆さんからお祝いの言葉とプレゼントをもらい、正にこの日の主役であった。ワインは5本を空けることができたし(7本用意していたが)、料理は美味しいと言ってもらって嬉しいかぎりだ。また、是非、こういう会を開きたいと思う。

しかし、この会は妻のサポート無しに開くことはできなかった。
心から感謝しつつ、次回もご協力お願いしますね。
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パーティ | 00:55:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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