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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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長野県原産地呼称管理制度ってなに?
昨年からワインに興味を持ち始めた家長だが、最近、日本ワインのラベルに面白いものを見つけた。

下がその写真なのだが、ラベルの右端上に『長野県原産地呼称管理委員会認定』というマークが付いている。

長野原産地呼称
▲株式会社アルプスの『Musee du Vin 善光寺竜眼 2009』という白ワイン。善光寺平で収穫された竜眼(リュウガン)というブドウ種を使ったものでなかなか面白い味がする。このブドウは明治に中国から長野に渡って来たものらしい。価格は1,500円ぐらい。

いったいこれは何だろう?と調べてみたら、長野県のホームページに20ページに及ぶ説明のファイルがあった。

長野県の農産物と農産物加工品について情報開示することで消費者の信頼を得、ブランド化を進めながら地域振興を図る目的で創設されたとのこと。つまり、この赤い認定マークが付けてあるものはその品質を長野県が保証しますから安心してお買い求め下さいということだ。

これで思い出すのがフランスのAOCとイタリアのDOC。


AOC (Appellation d'Origine Contrôlée), DOC (Denominazione di Origine Controllata) を訳すとどちらも統制原産地呼称というようなもので、生産地の詐称は許しませんよという法律だ。世に偽物が出るのを防ぐことで生産者を保護するのと同時に消費者に対しては品質を保証することになる。
但し、これらは原産地を名乗る要件を満たしていることを認証するものであって、ブランドではない。

アルザスリースリング
▲ラベル中に青線で示したところに Appellation Alsace Contrôlée とあるが、これはフランスのアルザス地方で作られたワインですよという認証になっている。AOCの場合はこのように真ん中の “Origine” の部分に原産地名 (ここではアルザス)が書き込まれている。

DOCGラベル
▲CHIANTI(キャンティ)はイタリアはトスカーナ州にある地域の名。その下にdenominazione di origine controllata e garantita とあるが、これは統制保証原産地呼称と言って、DOCよりも更に厳しい条件によって生産地を保証するもの。頭文字(赤線部分)を繋げてDOCGと呼ばれている。DOCGワインにはボトルの首部分やフタのところにDOCGと印刷されたシールが貼られている。

さて、話を日本に戻すが、長野県の原産地呼称管理制度以外に他の地域でも何かやっていないか調べてみるといくつかの自治体が下の図のように、似たような制度を持っていた。

面白いなぁ‥ と眺めていたのだが、色々な自治体がそれぞれの基準を作って制度を運営していると消費者には分りにくいものにならないだろうか?と、少し気になった。

原産地呼称管理マーク
▲長野以外の地理的表示いろいろ。左から佐賀県原産地呼称管理制度、有田市原産地呼称管理制度、甲州市原産地呼称ワイン認証制度のマーク。佐賀県のものは県内産原料を使った純米酒と焼酎に対しての認証、有田市(和歌山県)は農産物に対してだが、特にみかんに対しての認証、甲州市はワインについての認証とのこと。
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| 17:53:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
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