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ムーミン家長

Author:ムーミン家長
どこにでもいるごく普通のムーミン似のお父さん。スナフキン似の妻とノンノン似の娘たちと暮らしている。
人生を折り返したある日、家族平和こそが世界平和へつながる原点だと確信。ムーミン家の長として、世界平和に貢献すべく週末シェフを務めることに。

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人と違う座り方
どんな人にも心に残る一言、或いは気になる一言というものがあるのではないだろうか?

家長にも時々思い出す言葉がある。

それは小学校にあがるかどうかの頃。両親が若い時にお世話になったという方のお宅を訪ねた時のことだった。

その家の主は小柄ではあったが姿勢がよく精悍な顔つきのおじいさんだった。うちの両親だけでなく皆から慕われていて “◯◯さんのおじいちゃん” と呼ばれていた。

さて、兄と2人、そのおじいちゃんの前に出て正座して挨拶をした(当時、挨拶と言えば正座をして頭を下げるのが当り前だった)。

すると、『おお、よく来た、よく来た』と喜んでくれたが、すぐに『ほら、二人とも違うように座りなさい』と言われた。

最初、何を言われているのか分らなかった。兄は私をみて足をくずしたが、(何でも兄の真似をすればいいと思っていたので)私はそれを見て同じように足をくずしてしまった。兄に『いいから、真似しないでそのまま座っていて』と言われやっと違う座り方ができたのだった。

不思議な顔をしていると皆が笑いながら『おじいちゃんはお兄さんとは同じ座り方をしないでと言ったのよ』と解説してくれたが、変なことを言う人だなというのが率直なところだった。

後になり、おじいちゃんが先の戦争では戦艦の艦長をしていた海軍士官だったと知ったのだが、あの時の言葉は多くの人命をあずかり指揮を執るリーダーとしての生き方に関連したものではなかったかと思うようになった。

あの言葉にどういうメッセージが込められていたのか真意は分らないが、今頃になって「隣の人と同じ座り方をして来たのだろうか、違う座り方をしてきたのだろうか?」と考えることがある。
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テーマ:人生哲学 - ジャンル:ライフ

| 23:41:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
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