2017-03-26 Sun

知り合いに最近家長はカレー作りに精を出しているという話をしたら、カレーの恩返しというのがあると教えられた。
それは市販のどんなカレーでも美味しくする魔法のミックススパイスなのだとか‥
そんなうまい話があるものだろうかと調べてみると、ほぼ日刊イトイ新聞(現在は「株式会社 ほぼ日」)社長の糸井重里氏が開発したものだった。
彼がカレーの恩返しを作るまでの道のりを紹介した記事がとても興味深かったので、つい買ってしまった (^^)
袋の裏に書いてある説明を読むと、ルゥを入れて煮込みに入る段階でこれを投入することになっている。適当量の油を加えて少し炒めてから入れるとより良いのだとか。
家長は一旦興味を持ってしまうとやってみなければ気が済まない。昨年11月に都心であったウォーキングイベントでもらったハウスの『熟成コクデミカレー』があったので、これに加えてみることにした。
せっかくなので、箱裏のレシピをアレンジして、ルゥを加えるところまでは家長流でやってみた。
と言っても面倒なことはやっていない。簡単なので以下に紹介しておく(量は4皿分)。

⒈ 適当な大きさの鍋にサラダ油大さじ2を入れ、みじん切りにした玉ねぎ1個(200 gぐらい)を加えて薄いきつね色になるまで炒め、一旦火を止める。
⒉ フライパンに適当量の油をひいて、ひとくち大に切った鶏もも肉をフライパンで炒める。最初は皮を下にして置き、脂を出させながら焼き目がつくぐらいまで炒めて裏面も焼き、全体に火が通ったら、⒈の鍋に加える。

⒊ 再び火を付けて両方を絡めながら少しの間(1分程度)炒めたら、水を450 ml加えて強火にする。沸騰したら弱火にして15分くらい煮込む。

⒋ ルゥを4皿分割り入れて溶かしたら、「カレーの恩返し」を約30 g 加えて10分ぐらい煮込んだら完成(煮込みでは焦げないように時々かき混ぜることを忘れないようにしよう)。

⒌ ご飯と一緒にお皿に盛りつけたら食卓へ。
出来上がってきたものを妻と二人で食べてみたのだが、びっくりするほど美味しかった!あまりの美味しさに妻はこのスパイスの調合をぜひ解明してほしいと言い出す始末 ^^;
家長にはそんな才能も器量もないので、代わりに水野仁輔氏が書いたスパイスカレー事典という本を買って勉強することにした。水野という人は糸井氏が「カレーの恩返し」のアイデアを得るきっかけを作ったカレーの専門家で、数多くの本を著している。
その中でもこの本は、カレースパイスを体系的に理解するのに優れたものであり、また、誰もが理解できるように色々な工夫がほどこされているのでオススメだ。
家長も初心に帰ってあれこれやってみようと思う。
スポンサーサイト