2013-03-10 Sun
電車で少し行ったところの酒屋さんで毎月イタリアワインの試飲会が行われているのだが、家長もこれまでに何回か参加している。イタリアワインの魅力は、コストパフォーマンスに優れたものが多いこと。フランスワインのように法律による格付けはあるのだけど、それと価格とが対応していなかったりするのが面白い。
▲この日はトスカーナ州のサンジェルヴァシオというワイナリーのラインナップだった。11アイテムぐらいあっただろうか。
イタリアでは全国各地で地ブドウ(国際品種でないもの)を中心としたワイン作りがなされていて、しかも家族経営の小規模ワイナリーが多いので、目利きの輸入業者は高品質だけど高いと感じないようなものを見つけて仕入れてくる。
試飲会ではそういうワイン紹介してくれるし、毎回、1つのワイナリーを決めると全取扱いアイテムを飲むことができる。好奇心旺盛の家長にとっては大変楽しいひと時だ。
さらに、試飲会では気に入ったものを特別 (割引) 価格で購入できるという特典があるので、お中元やお歳暮選びに最適だ。もちろん、誕生日や記念日など、家族の特別な日にもたいへん役に立つ。
しかし、困ったこともある。それは試飲会後に酔っていい気分になっていること。
毎回10種類ぐらいのアイテムが用意されているのだが、好奇心旺盛だと全部を飲んでみないと気が済まない。試飲とはいえ、1杯はそれなりの量なので全て飲み終えた時にはかなりいい気分になっている。
気も大きくなっているので、『コレは誕生日にいいかも』とか、『アレは結婚記念日用に』とか毎回同じ理由を思いつては買って帰る。
お陰でこづかいが減り、代わりに押し入れの中にワインが林立することになった。何とかせねばならない‥
そこで、近々、娘が二十歳を迎えるのを記念してワインパーティーを開こうと思っている。家長の手料理を肴に買い貯めたものを放出しようという企画だ。
もしも実現したら、その時には記事にするのでどうぞお楽しみに。
【 ひとこと 】
ここで書いた試飲会は有料で行われるもの。原価で計算してくれるので安いのだが、高価なものはそれなりの値段になる。ボディがしっかりしたものほど高価になる傾向なので飲む順番からすると後半に高価なものが来る。試飲する前は(しらふの時には)ワインリストを見て、「後半のやつは飲まなくてもいいや」と思うのだが、試飲も半ばぐらいまで進んでいい気分になると「こりゃ、最後まで行くしかない!」と気が大きくなるのだった‥
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